ペットのために防災対策を行っているかを聞いたところ、57.6%の方が行っていると答えました。ペットを飼育しているご家庭では、ペットのための防災対策も一般的なこととなりつつあるようです。
行っている対策のうち最も多かったのは「ワクチン接種、ノミ・ダニ予防」の75.5%で、続いて「鑑札・迷子札を着けている」の37.9%、「避難用品を準備している」の37.1%という結果でした。「ワクチン接種、ノミ・ダニ予防」は、避難所等で多くの犬猫に接するような場合、感染病を予防するために必要不可欠な対策となり、多くの方が実施していました。
避難用品として準備しているものでは、「フード、飲料水」「係留グッズ」「トイレ用品」が上位にあがりました。
「避難所はペットが一緒に入れないので、車に必要なものを準備している」という声も多く聞かれ、家族の一員としてペットと暮らしている家庭が多数を占めることが伺える結果となりました。
~9月1日は防災の日、ペットの防災対策に関する調査を実施~
ペットのために防災対策を行っている家庭は57.6%
(避難用品準備・マイクロチップ装着など)
2009年8月27日
9月1日は防災の日。アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森 伸昭)では、防災の日に合わせ、契約者に対してインターネットを通じたアンケートを実施し、「ペットの防災対策」に関する調査を行いました。
ペットの防災対策を行っている家庭は57.6%
ペットのための防災対策として行っていること
ペットのための防災対策として行っていること(複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
ワクチン接種、ノミ・ダニ予防を行っている | 299 | 75.5 |
鑑札、迷子札を着けている | 150 | 37.9 |
ペット用の避難用品を準備している | 147 | 37.1 |
ケージ(クレート)、吠えなどのしつけをしている | 127 | 32.1 |
避難場所、避難経路の確認をしている | 90 | 22.7 |
預かってくれる場所(友人知人など)の確保 | 49 | 12.4 |
マイクロチップを装着している | 39 | 9.8 |
一緒に避難訓練をしている | 19 | 4.8 |
ペットのために準備しているもの
ペットのために準備しているもの(複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
フード、飲料水 | 167 | 42.2 |
ケージ、リード、ハーネスなどの係留グッズ | 144 | 36.4 |
トイレ用品 | 124 | 31.3 |
どうぶつの写真 | 59 | 14.9 |
常備薬 | 31 | 7.8 |
健康状態や性格などを書いた飼育メモ | 22 | 5.6 |
ペットのマイクロチップ装着率
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」に契約しているどうぶつのうち、マイクロチップを装着しているのは全体の11.1%でした。犬種別では、昨年同様「チワワ」「トイ・プードル」「マルチーズ」など小型犬の装着率が高い結果となっています。
今回のアンケートでは、ペットにマイクロチップを装着していない理由として、半数を超える方が「体に異物を入れることに抵抗がある」と答えており、「あまり必要性を感じない」「読み取り器を設置している自治体、病院の数が多くない」という声も多く聞かれました。
また、「今後もマイクロチップを装着する予定はない」飼い主が半数を占める一方で、「読み取り器などが普及して効果的になれば装着を考える」という飼い主も3割を超えることから、読み取り器の設置が進み、飼い主が必要性を認識することができれば、マイクロチップの普及は更に進むものと考えられます。
ペットにマイクロチップを装着しない理由
ペットにマイクロチップを装着しない理由(複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
体に異物を入れることに抵抗がある | 200 | 50.5 |
あまり必要性を感じない | 128 | 32.3 |
読み取り器を設置している自治体、病院の数が多くない | 86 | 21.7 |
装着方法(注射)に抵抗がある | 77 | 19.4 |
費用がかかる | 69 | 17.4 |
費用が高額である | 49 | 12.4 |
登録などの手間がかかる | 33 | 8.3 |
ペットのマイクロチップ装着の予定
ペットのマイクロチップ装着率
どうぶつ種 | 装着率 (%) |
---|---|
フェレット | 24.3 |
犬 | 11.5 |
猫 | 7.8 |
うさぎ | 0.1 |
平均 | 11.1 |
犬のマイクロチップ装着率
犬種 | 装着率 (%) | |
---|---|---|
1位 | チワワ | 17.1 |
2位 | トイ・プードル | 15.8 |
3位 | マルチーズ | 14.5 |
4位 | ポメラニアン | 13.3 |
5位 | パグ | 12.8 |
マイクロチップは迷子対策にも有効!
ペットにマイクロチップを装着している理由で最も多いのは、「普段の生活での迷子対策」でした。 マイクロチップを装着していると、万が一ペットが迷子になった場合でも、飼い主の元に帰れる確率が高まります。マイクロチップは、災害時だけでなく迷子対策にも有効です。
ペットにマイクロチップを装着している理由
ペットにマイクロチップを装着している理由 (複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
普段の生活での迷子対策 | 26 | 66.7 |
災害時の迷子対策 | 21 | 53.8 |
ペットショップで装着されていた | 10 | 25.6 |
獣医師に薦められた | 8 | 20.5 |
海外旅行に行くために必要だった | 2 | 5.1 |
その他 | 5 | 12.8 |
- 調査方法
- アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」契約者に対し、インターネット上でアンケートを実施
- 実施期間
- 2009年8月12日~8月16日 (有効回答数 396)
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