どうぶつさん撮影のコツ

アニコムの写真好き社員から、どうぶつさんを撮影するときのコツをお教えします。 ぜひかわいいわが子をたくさん撮影いただき、とっておきのお写真をお送りください。 皆様の素敵なお写真を心よりお待ちしております。

次の3つが基本中の基本です。

基本画像

  1. ピントが合っている
  2. 順光(撮影者が太陽や明かりを背にしている状態)で撮る
  3. どうぶつさんを大きく撮る

上手に撮るためにちょっとした工夫があります。

ちょっとした工夫をすることで、主役であるどうぶつさんがいっそう引き立ち、生き生きとした素晴らしい1枚を撮ることができます。


背景に余計なものが入らないようにする(入らない場所を選ぶ)

背景に余計なものが入らないようにする

<良い例>

  • 芝生や公園の森など、緑に囲まれた中でのお散歩シーン
  • お部屋を整理整頓した状態で家族団らん
  • お気に入りのシーツにくるまって


どうぶつさんの目線で撮る

どうぶつさんの目線で撮る

どうぶつさんの目線で撮影することで、しぐさや表情にリアリティが増します。 光を屈折させるペリスコープレンズなどを装着すれば、スマートフォンでも簡単にローアングル撮影ができます。


背景をぼかす

背景をぼかす

焦点距離の短いレンズを使うと、ピントの合った被写体(どうぶつさん)以外の背景がぼけ、 主役がより引き立ちます。


どうぶつさんの興味を引く

どうぶつさんの興味を引く

どうぶつさんの興味を引くため、おもちゃを持ちながら撮影すると、 動かないでいてくれることがあります。多頭の場合、視線が揃ってまとまり感のある写真が撮れます。 外で撮影する際は、おやつ以外にも、落ち葉をチラつかせるなど興味を引くことで目線が合いやすくなります。


神経質などうぶつさんは望遠で撮る

神経質などうぶつさんは望遠で撮る

2~5メートルくらい離れて撮影すると、 どうぶつさんの自然な表情が撮れることがあります。 70~200ミリくらいの望遠ズームがあるとよいです。


ストロボは、「どうしても」というとき以外は使わない

ストロボは、「どうしても」というとき以外は使わない

自然光の方がきれいに撮れます。 明るい場所を選ぶなど、ストロボを使わなくて済む撮影条件で撮るようにしましょう。


中心を少しずらす

中心を少しずらす

被写体を中心に配置した構図で撮ると、 平凡でありふれた写真(撮影例)になりがちです。 ときには、愛するどうぶつさんを中心から少しずらして撮ってみましょう。


最後に、一番重要なこと。

よい写真を撮るためには、どうぶつさんをリラックスさせてあげることです。 信頼関係ができている状態で撮影することが大切です。 そして、すてきな一瞬が撮れるまで、何枚も、何回も何日も忍耐強く続けて撮ることも重要です。