エキゾチックアニマルに保険は必要?契約できるペット保険はある?

うさぎやフェレットなどのエキゾチックアニマルを飼っていて、「ペット保険に入るべきなのかな…?」と不安に思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

エキゾチックアニマルが契約できる保険はあまり多くはありませんが、早めに契約すると総合的に負担する診療費をぐっと抑えることにつながります。

この記事では、エキゾチックアニマルが契約できる保険や、保険選びのポイントなどをご紹介します。

エキゾチックアニマルとは?

エキゾチックアニマルとは、以下のようなどうぶつのことを指します。

  • うさぎ
  • フェレット
  • ハリネズミ
  • モルモット
  • ハムスター
  • チンチラ
  • 爬虫類
  • 鳥類 など

エキゾチックアニマルの分類に明確な定義はありません。しかし、どうぶつに関する多くの団体では、「犬・猫以外の飼育どうぶつ(※)」として区別されることが多いようです。

環境省「エキゾチックアニマルの飼育状況について」より

エキゾチックアニマルに保険は必要?

写真:セキセイインコ

大切なペットの健康を願うなら、早めにペット保険を契約することをおすすめします。その理由は次の3つです。

  • 若い年齢でも病院にかかる可能性がある
  • 診療費が高額になるケースがある
  • 多くのペット保険には新規契約の年齢制限がある

ペット保険を契約していると、一般的に50%〜100%の診療費が補償されます。

エキゾチックアニマルの飼い主さんは、お迎え時の費用と比較して診療費は高いと感じる方が多いようです。体も小さく、体調の変化に気づきにくいことも多いため、かかりやすいケガ・病気や診療費事例を調べ、病院にかかる前にペット保険を契約して、通院・入院・手術に備えると良いでしょう。

また、高齢のペットは年齢制限によりペット保険を契約できない場合があります。高齢になるほどケガ・病気のリスクは上がるため、若いうちにペット保険を契約して診療費の負担を減らしておくことが大切です。

エキゾチックアニマルでも契約できる保険はある?

エキゾチックアニマルが契約できる保険は、実はあまり多くありません。なぜなら、エキゾチックアニマルはワンちゃんやネコちゃんと比べてペットとしての歴史が浅いため、専用の保険を取り扱っている保険会社が少ないのです。
また、同じエキゾチックアニマルでも、ペットの種類によって契約できる保険は変わってきます。プラン内容や補償の割合も保険会社によって異なるため、ペットの種類にあわせて適切なものを選ぶことが大切です。

アニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」はエキゾチックアニマルも契約可能

アニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は、ワンちゃんやネコちゃんに加えて次のエキゾチックアニマルも契約できます。

  • うさぎ
  • フェレット

エキゾチックアニマルの新規契約可能年齢は3歳11ヶ月まで。保険のプランは70%プランと50%プランの2つから選べます。

アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」の補償内容

プラン
補償内容
70%プラン 50%プラン
通院・入院 1日あたり最高【14,000円】まで
※年間20日まで
1日あたり最高【10,000円】まで
※年間20日まで
手術 1回あたり最高【140,000円】まで
※年間2回まで
1回あたり最高【100,000円】まで
※年間2回まで

対象となる診療費の70%または50%を支払限度の範囲内で補償する保険です。一般的なペット保険によくある更新の年齢上限はなく、どの子でも一生涯安心して病院に通えます

多頭割引などの割引制度も用意しており、複数のペットがいるご家庭でも、安心して契約いただけます。

エキゾチックアニマルの保険選びのポイント

写真:フェレット

エキゾチックアニマルのペット保険は、次の6つのポイントを押さえて選びましょう。

  • 補償範囲・免責金額
  • 保険料の上がり方
  • 新規契約可能年齢・更新年齢
  • 補償開始日・待機期間
  • 割引制度
  • 適用サービス

それぞれ詳しくご紹介します。

補償範囲、免責金額など

保険を契約する前には、次の2つをチェックしましょう。

  • 補償範囲…保険会社が何%補償してくれるプランなのか
  • 免責金額…保険が適用される金額制限はあるのか

例えば、アニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は免責金額が設定されていません。「保険の適用は、診療費が〇〇円を超えてから」といった縛りがないため、たとえ診療費が100円〜1,000円と安い場合でも保険の補償を受けられます。ただし補償範囲(保険会社が何%補償してくれるか)はプランにより異なるため、契約前によく検討しましょう。

保険料の上がり方

ペット保険の保険料は、年齢に応じて少しずつ上がっていくのが一般的です。ずっと同じ保険料では契約更新できない場合も多いため、同じ保険を継続して使いたい場合は、保険料の上がり方も忘れずにチェックしましょう。

新規契約可能年齢・更新年齢

多くのペット保険では、新規契約可能年齢が設けられています。「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は、ワンちゃんやネコちゃんが7歳11ヶ月まで、エキゾチックアニマル(鳥・うさぎ・フェレット)は3歳11ヶ月まで新規契約が可能です。

このように、エキゾチックアニマルの新規契約可能年齢は、ワンちゃん・ネコちゃんに比べて若い傾向があります。また、なかには更新年齢を設定している保険もあります。ペットが高齢になると契約更新できない保険もあるため、何歳まで更新できるのかを契約前にチェックしましょう。ちなみに「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は終身継続で、大切なペットに一生涯寄り添える保険です。

「ペットが高齢になり、気づいたら契約できない年齢になっていた…」とならないように、若くて元気なうちに保険を契約しておきましょう。

補償開始日・待機期間

ペット保険は多くの場合、補償開始日が設定されています。申込み方法により補償開始日が異なる保険もあるため、契約前に確認が必要です。

「どうぶつ健保ふぁみりぃ」では、以下のとおり補償開始日が決められています。

申込み方法 補償開始日
オンライン申込み 手続きが完了した日の【1ヶ月後】から補償開始
郵送での申込み 毎月25日(必着)までにアニコム損保へ書類が到着した場合は【翌々月の1日】から補償開始

アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」の補償開始日

また、ペット保険には「待機期間」があります。「どうぶつ健保ふぁみりぃ」を例に挙げると、初年度契約に限り、保険契約の始期日から30日間が待機期間にあたります。待機期間中に発症した病気(※)は保険の対象外となるため、契約前によく確認しましょう。
※ケガの場合は、始期日(保険開始日)から保険の対象となります。

割引制度

ペット保険では多くの場合、各種割引制度が設けられています。例えば「どうぶつ健保ふぁみりぃ」では、次の2つの割引制度が設けられています。

  • 多頭割引
  • 健康割増引制度

多頭割引とは、2頭目以降のご契約に対して保険料の割引が適用される制度のことです。複数のペットと暮らしていると保険料の負担が大きいため、多頭飼いをしている方に積極的にご利用いただきたい制度です。

健康割増引制度は、保険の利用回数に応じて保険料の割引・割増が適用される制度です。通院・入院・手術の回数によって割引率が決められています。

付帯サービス

エキゾチックアニマルを飼っていて「ちょっとしたことを相談できる病院が少ないな…」と感じたことはありませんか?エキゾチックアニマルは診察可能の病院が少ないため、気軽な相談がしにくいどうぶつです。

そのような場合におすすめなのが、ペット保険に付帯している「健康相談サービス」です。アニコム損保には「どうぶつホットライン」があり、ペットに関する悩み事を獣医師、ドッグトレーナーなどの専門家にLINEで相談できます。

LINEなどで不安を解消できれば、どのように対応すべきか悩みがちなエキゾチックアニマルのケガ・病気にも落ち着いて対応できます。保険に契約する前にそのような付帯サービスがあるか確認し、比較・検討するのがおすすめです。

エキゾチックアニマルの保険は早めに探そう

エキゾチックアニマルの新規契約可能年齢は、ワンちゃんやネコちゃんよりも若めに設定されています。将来の診療や手術に備えるためにも、ペット保険は早めに契約して、病院にどんな時でも行くことができる状況を整えておくことが大切です。

「どの保険が良いかわからない…」とお悩みの方は、ペット保険シェアNo.1のアニコム損保にぜひご相談ください。

※ シェアは、各社の2009~2023年の契約件数から算出しています。
(株)富士経済発行「ペット関連市場マーケティング総覧」調査

H2409-000772

記事作成:アニコム損害保険株式会社

ペット保険シェアNo.1のペット保険専門の損害保険会社で、グループ創業は2000年。動物病院の窓口で使用できる便利な「どうぶつ健康保険証」や、「どうぶつ健活(腸内フローラ測定)」などのサービスを提供しています。『涙』を減らし、『笑顔』を生みだす保険会社を目指して、グループをあげてケガや病気の予防促進に取り組んでいます。

※シェアは各社の契約件数から算出しています。
㈱富士経済発行「2023年ペット関連市場マーケティング総覧」調査

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(株)富士経済発行「2024年ペット関連市場マーケティング総覧」調査