ペット保険の更新時に気を付けるべきポイント!慢性疾患になったときのリスクは?
ペット保険は1年ごとに契約を更新するのが一般的です。契約満了日の1~3ヶ月前に保険会社から更新案内が届きます。更新するかどうかは加入者側に委ねられますが、保険会社の方から更新を断られるケースもあります。また、更新はできても、特定の病気は保険の対象外となるなどの条件付きとなるケースもあります。更新についての取り決めは、保険会社ごとに異なります。
ここでは、「ペット保険の更新時に気を付けるべきポイント」というテーマで、ペット保険の更新ができない理由やペット保険の重要性について解説します。
ペット保険の更新パターンは?
ペット保険の更新パターンは3種類あります。それぞれの特徴について解説します。
更新パターン1:自動継続
審査を必要とすることなく、そのまま更新できます。
原則、これまでと同じ補償内容が継続されますが、保険料は変わるため注意が必要です。
更新パターン2:条件付きで更新
更新は可能ですが、条件が付く場合があります。保険金の支払額や回数が多い場合や、同じ病気の治療を続けている場合などに付きます。
更新パターン3:更新不可
何らかの理由で残念ながら更新を断られてしまうケースもあります。判断基準は、保険会社やプランによって異なります。
以上、3パターンありますが、その中でも細かい取り決めなどは会社によってさまざま。ご自身の保険会社の更新について必ず確認しておくようにしましょう。
アニコムでは、更新パターン1の自動継続です。基本的には、加入時の条件のまま終身で継続することが可能です。わが子が病気になってしまい、いざ保険が必要な場面で継続できない・その病気は補償しないなどはありません。病気になっても、一生涯安心して続けられます。
ペット保険の更新ができない場合とは
ペットの健康状態や保険の利用状況によってはペット保険の更新ができない場合があります。具体的にどういったケースが考えられるのでしょうか。
補償額を使い切った場合
ペット保険が定めている補償額を使い切った場合に更新できなくなる可能性があります。また、更新時に契約が終了するのではなく、補償額を使い切った時点で終了するケースも見られます。限度額については保険商品によって異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。
慢性疾患になった場合
更新できない理由として、アトピー性皮膚炎、糖尿病などの慢性疾患になった場合も挙げられます。継続的な治療が必要となることにより、更新を断られてしまう可能性が高くなります。また更新ができても、困ったことに慢性疾患に関する医療費全般は補償の対象外となるケースもあります。
その他の場合
再発しやすい病気にかかった場合も更新できないことがあります。その他、毎月の保険料の支払いが滞っている場合や、飼い主による虐待が見受けられた場合、契約内容に偽りがあった場合には契約更新不可となる可能性があります。細かい判断基準は保険会社によって異なりますので、確認しておくようにしましょう。
加入前に確認しておくべき更新時のこと
ペット保険は、更新時に契約内容が変わることも少なくありません。更新時に、「知らなかった」「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、加入前に更新時のことも必ず確認しておくことが大切です。
冒頭でご紹介したように、更新パターンは大まかにわけると3種類。その中でも、細かい取り決め・考え方は会社によってもさまざまになります。いざ保険が必要となったとき、保険が続けられない=使えないといったことがないようにしっかりと把握しておきましょう。
加齢とともにペット保険の重要度は増す?
ペットの治療費は基本的に全額自己負担となります。たった1回の診察で1万円を超えることも少なくありません。もし入院や手術が必要な病気になった場合にはもっと高額の治療費を必要とすることも。アニコムへの保険金請求の一例によると、犬の骨折の際に全部で26万円ほどかかっているケースもあります。
そうした負担を軽減してくれるのがペット保険です。毎月一定の保険料を支払う必要はあるものの、ケガや病気の際に補償を受けることができます。また、治療費の心配が軽減されることで動物病院に気軽に通えるため、病気の早期発見にもつながります。その他、金銭的理由で治療をあきらめたり、選択肢を狭めたりすることなく、どんなときもわが子に最善の治療を受けさせてあげることができます。
ペットも人と同じで年齢を重ねれば重ねるほど病気にかかるリスクが上がっていきますので、保険の重要度は加齢とともにどんどん増していくことになります。
更新時の対応も要確認!
この記事では、「ペット保険の更新時に気をつけるべきポイント」というテーマで、ペット保険の更新ができない場合の理由やペット保険の重要性について解説しました。
愛するペットと少しでも長く一緒に過ごすためにも継続して加入しておきたいのがペット保険です。ペット保険加入時に、加入する保険会社が更新時にどのような対応を取るのか確認しておくようにしましょう。
記事作成:アニコム損害保険株式会社
ペット保険シェアNo.1のペット保険専門の損害保険会社で、グループ創業は2000年。動物病院の窓口で使用できる便利な「どうぶつ健康保険証」や、「どうぶつ健活(腸内フローラ測定)」などのサービスを提供しています。『涙』を減らし、『笑顔』を生みだす保険会社を目指して、グループをあげてケガや病気の予防促進に取り組んでいます。
※シェアは各社の契約件数から算出しています。
㈱富士経済発行「2023年ペット関連市場マーケティング総覧」調査
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