2014年5月28日
~6月4日は虫歯予防デー~
44.8%の犬・猫が、6歳を超えると口臭が気になる
アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森伸昭)では、6月4日の虫歯予防デーに合わせ、契約者に対してインターネット上で、ペットのデンタルケアに関する調査を行いました。
6歳になると約半数で口臭が気になるように
愛犬や愛猫が6歳を超えると「口臭が気になる」割合が44.8%となり、8歳になると55.7%へ上昇することがわかりました。また、獣医師から「歯石や歯垢がついている」と言われた犬猫は、6歳で45.9%、8歳では58.8%となり、口臭と歯石・歯垢に相関関係がみられる結果となりました。
愛犬・愛猫の口臭は気になりますか
「歯石や歯垢が付いている」犬猫の割合 年齢別推移
47.2%がデンタルガムやデンタルケア用おもちゃを利用
デンタルケアの方法では「デンタルガムやデンタルケア用おもちゃを与える」が47.2%と最も多い結果(複数選択)でしたが、「歯ブラシで歯みがきをする(42.0%)」「デンタルシートやガーゼなどで歯みがきをする(38.5%)」も多く見られ、様々な方法でデンタルケアを行っていることがわかりました。また、「なでて褒めてあげる(36.8%)」「ご褒美にオヤツをあげる(18.2%)」など、飼い主がデンタルケアを続けるために工夫している様子も伺えます。
デンタルケアの方法 (複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
デンタルガムやデンタルケア用おもちゃを与える | 1,499 | 47.2 |
歯ブラシで歯みがきをする | 1,335 | 42.0 |
デンタルシートやガーゼなどで歯みがきをする | 1,225 | 38.5 |
ジェルやペーストタイプのグッズでケアする | 663 | 20.9 |
スプレータイプのグッズでケアする | 255 | 8.0 |
普段の食餌をデンタルケア用フードにする | 74 | 2.32.3 |
工夫していること (複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
なでて褒めてあげる | 1,169 | 36.8 |
ご褒美にオヤツをあげる | 578 | 18.2 |
特にしていない | 466 | 14.7 |
好きな言葉を何度も言ってあげる | 400 | 12.6 |
おもちゃ等で遊んであげる | 175 | 5.5 |
その他 | 173 | 5.4 |
デンタルケアは「わが子のケアとして当然」46.0%

飼い主がデンタルケアをしている時に感じることでは、約半数が「わが子のケアとして当然」と感じている一方で、デンタルケアを「とても嫌がる」「少し嫌がる」ペットの合計は44.9%で、半数近くのペットにとっては、飼い主の思いとは裏腹にあまり楽しくない時間であると言えそうです。
デンタルケアをしている時に感じること (複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
わが子のケアとして当然 | 1,462 | 46.0 |
スキンシップやコミュニケーションになる | 1,004 | 31.6 |
嫌がるので可哀想 | 645 | 20.3 |
面倒 | 446 | 14.0 |
満足感がある | 304 | 9.6 |
楽しい | 286 | 9.0 |
咬まれそうで怖い | 132 | 4.2 |
その他 | 129 | 4.1 |
デンタルケアを続けている飼い主が66.2%

次に、デンタルケアを続けられているかどうか聞いたところ、66.2%の飼い主が「続けている」と回答しました。デンタルケアを続けられなかった理由では「愛犬(愛猫)が嫌がるので」が最も多い結果でした。
デンタルケアを続けられなかった理由 (複数回答) | 人数(人) | 割合(%) |
---|---|---|
愛犬(愛猫)が嫌がるので | 250 | 72.7 |
つい忘れてしまって | 104 | 30.2 |
愛犬(愛猫)が怒って咬むので | 69 | 20.1 |
ケアをするのが面倒になったので | 64 | 18.6 |
やり方がよくわからなかったので | 60 | 17.4 |
効果が見られず、ケアをする必要性を感じなくなったので | 35 | 10.2 |
ケアをする時間が無くなったので | 35 | 10.2 |
その他 | 28 | 8.1 |
※デンタルケアを続けられなかったと回答した344人の回答を集計
歯垢は、食餌後1日以内に作られ、3~5日で歯石へと変化すると言われています。歯石に変化してしまうと、歯みがきでは落とすことができなくなるため、毎日の歯みがきで、歯の表面の食べカスや歯垢を残さずに落としてあげることが大切です。正しく歯みがきが続けられるように、小さい頃から、口の周りを触っても嫌がらないように慣らしてあげること、嫌がる場合には、褒めながら歯みがきをする、おもちゃやオヤツを利用して楽しい時間として演出してあげるなどの工夫をして、愛犬・愛猫の歯周病を予防しましょう。
調査方法
2014年5月9日~5月13日にインターネット上でアンケートを実施。回答数:3,179
【問い合わせ先】
アニコム損害保険株式会社 経営企画部 広報担当 塩澤・兵藤
- FAX:03-6863-8257 / MAIL:release@ani-com.com
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