2015年3月31日

犬種によって“しつけの悩み”は異なる傾向

 アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森 伸昭)では、ご契約者向けサービスとして行っている「しつけ相談」に寄せられた相談内容の集計を行いました。
 犬全体の集計で、最も相談件数が多かった項目は「トイレ」のしつけでした。「トイレとは異なる所でおしっこをしてしまう。」「家の中ではうんちをしない。」「部屋の中でマーキングをするようになった。」など、トイレに関する悩みは様々みられます。
 次いで「吠え癖・無駄吠え」「噛み癖」という結果でした。「トイレ」や「吠え」のしつけは、室内飼育に欠かせない項目であることから、特に多くの相談が寄せられています。

【犬全体 相談項目】

相談項目 人数(人) 割合(%)
トイレ 134 18.5
吠え癖・無駄吠え 99 13.7
噛み癖 82 11.3
散歩関連 49 6.8
飼育環境 46 6.4
ケア 40 5.5
多頭飼育 33 4.6
食事(回数・量) 32 4.4
いたずら 23 3.2
その他 186 25.6

 犬種ごとの集計を見てみると、同じ小型犬であっても、相談内容が異なることが分かります。犬種の特性を理解し、愛犬に合った接し方、しつけの方法を身につけ、より楽しく、豊かな愛犬との生活を目指しましょう。


【犬種別 上位の相談項目】

  トイプードル チワワ ミニチュア
ダックスフンド
柴犬 ポメラニアン
トイレ 1 1 2 3 3
吠え癖・無駄吠え 2 2 1   2
噛み癖 3 3 3 1 1
散歩関連       2  
飼育環境       3  
ケア     3   3
多頭飼育     3     
食事(回数・量)         3
  シー・ズー マルチーズ ウェルシュ
コーギー
ペンブローク
パピヨン ラブラドール
レトリーバー
トイレ 3   2 1  
吠え癖・無駄吠え 2 1   3 1
噛み癖   2 1 1  
散歩関連 3       1
飼育環境         3
ケア 1        
多頭飼育 3        
食事(回数・量)   2 2 3  
  • 数字は順位を表しています。

【犬種別 相談項目の内訳】特徴的な犬種

ミニチュア・ダックスフンド
猟犬として活躍していた犬種であるため、動くものに反応し、興奮して吠えてしまうなど「吠え」に関する相談が見られます。
柴犬
飼い主に忠実な犬種であるがゆえの、他人への「噛み癖」、散歩時の他の犬への態度などに関する相談が多く見られます。
シー・ズー
豊かな被毛が特長の犬種のため、「ケア(お手入れ)」に関する相談が約半数を占めています。
マルチーズ
肥満を気にする飼い主から食事に関する相談も見られます。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
牧羊犬として、家畜のくるぶしを咬んで追い込んでいた犬種であることから、「噛み癖」に関する相談が多く見られます。
フレンチ・ブルドッグ
陽気な性格の犬種らしく、様々な相談が寄せられています。

集計方法
 2009年4月1日~2014年12月31日に対応した犬の「しつけ相談」724件の内容を集計。

【問い合わせ先】

アニコム損害保険株式会社 経営企画部 広報担当 塩澤・兵藤

  • FAX:03-6863-8257 / MAIL:release@ani-com.com
  • 〒160-8352 新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー39階

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