2016年10月31日

アニコム損害保険株式会社

~ペットのための防災対策に関するアンケートを実施~ 災害発生時に「必ず一緒に避難する」飼い主は80.5%

 アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長 野田 真吾)では、契約者に対してインターネットを通じたアンケートを実施し、「ペットのための防災対策」に関する調査を行いました。

防災対策をしている飼い主は約60%

 自分のための防災対策をしている人は63.4%、ペットのための防災対策をしている人は60.9%で、ほぼ同様の割合でした。

71.9%の飼い主が「水・フード」を備え

 現時点で備えているものの1位は「水・フード」で71.9%でした。その他「避難場所としてテントの準備をしている」「はぐれた時に備えて写真や迷子チラシを準備している」「犬用の靴を準備している」などの回答も見られました。

 また「今後準備したいもの」に対しては、「(準備するものは)ない」との回答が、7.2%にとどまり、「現時点の準備では不十分」と考える飼い主が大多数でした。その他には、避難先で人に迷惑をかけないために「しつけ」や、「テント」との回答も見られ、その必要性が認識されてきているようです。

現時点で備わっているもの (複数回答)
項目 割合(%)
水・フード 71.9
ワクチン接種、ノミ・ダニ・フィラリア予防 71.1
避難用のケージ、キャリーバッグ 58.9
リード・首輪 58.0
トイレ用品 55.3
マイクロチップの挿入 41.7
携帯用の食器類 36.3
落ち着いてケージに入れるしつけ 25.3
常備薬 13.8
健康状態や性格などがわかるメモ 9.2
なし 8.5
その他 3.7
今後準備したいもの (複数回答)
項目 割合(%)
水・フード 36.5
健康状態や性格などがわかるメモ 36.5
トイレ用品 32.5
落ち着いてケージに入れるしつけ 32.0
携帯用の食器類 30.4
避難用のケージ、キャリーバッグ 26.0
リード・首輪 18.4
常備薬 17.6
マイクロチップの挿入 13.1
ワクチン接種、ノミ・ダニ・フィラリア予防 12.1
なし 7.2
その他 4.5

災害時に「必ず一緒に避難したい」飼い主は80.5%

 災害時の避難について聞いたところ、「必ず一緒に避難する」との回答が80.5%を占めました。「できるだけ一緒に避難する」(15.8%)と合わせると、ほとんどの飼い主がペットと一緒に避難することを望んでいるのがわかります。

 その他にも、「できる限り自宅にいる」「テントなどで一緒に過ごす」など、常にペットと一緒にいるとの回答が見られ、災害時にも家族の一員として行動したい飼い主の姿が浮き彫りになりました。

 一方で、「住んでいる地域のペットの防災対策」が「わからない」飼い主が76.9%、「ペットと一緒に避難訓練をしたことがある」飼い主はわずか4.2%でした。万が一に備えた情報収集と避難訓練が必要であることが示唆されます。


調査方法
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、インターネット上でアンケートを実施。
2016年9月21日~9月27日(有効回答数 3,478件)

【問い合わせ先】

アニコム損害保険株式会社 経営企画部 広報担当 塩澤

  • FAX:03-6863-8257 / MAIL:release@ani-com.com
  • 〒160-8352 新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー39階

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